PARENTS JOURNAL

雨の恵み

雨、雨、雨、、、



 





子どもが6歳くらいになるまでは、毎日の生活をこなすのがやっとでした。



正直余裕がなかった。



なんで、思うようにことが進まないのか?



なんで、自分ばっかり大変なんだろう?



もっとちゃんと、子どもと向き合いたいのに



もっとちゃんと、家事育児を両立したいのに



子育ては向いてないのかな



と、正直楽しむよりは、必死でした。



特に雨の日なんて憂鬱で、送迎だけでぐったりです。



荷物もあるし服は泥だらけ、駅から家まで歩けないと駄々をこねられ雨の中、傘をささずに抱っこして帰宅した日も、、。



でも、なんでだろう。



大変だった思い出は、今となっては大事な思い出に変わっている。



大変すぎて忘れられない、笑い話になって胸に刻まれている。



今はもう、抱っこしてあげたくても、抱っこしてなんて言わなくなったし、むしろママと歩くのがちょっと恥ずかしいくらいに成長してきた。



まぁ、物理的にも体重が重くて無理なんだけど。





『ピチャン ボチャン ザブーン』



この絵本は確か、古本屋さんで偶然出会った一冊。



8歳の長男は、この本が大好きだ。



この絵本に出会ってから、雨が降ると、『あ、海が降っている』と言うのだ。



何とも不思議なんだけれども、そうなのだ。



 



海や森がなければ



雨は降らない



雨が降らなければ



農作物が育たない、虫も来ない



全てがなければ、地球上の生き物は生きられない



そう、何がが欠けては生きられないのだ



 





そんな当たり前のことが、見えなくなっていたくらい



余裕がなかった私に、子どもが当たり前のことを気付かせてくれたのだ。



それから雨の日があまり嫌じゃなくなった。



雨の日はときどき、あえて雨に打たれてみる、



 



心と頭が"浄化"される



(感じがする)笑



 



そして雨の日グッズを、お気に入りのアイテムにすることも重要だ。



習い事の日は、必ずMATO by MARLMARLのエコバッグだ。



エコバッグなのに、リュックになるから傘を持っても片手が空く。



そして、軽量で耐久性が強く水にも強い。習い事で使うプリントが濡れないから、本当に助かっている。 



 



使わない時は、コンパクトにしまうことができるのも気に入っている。



BUCKET BACKPACK 2wayエコリュックはこちら



 





 



5月に植えたゴーヤ。



今年はおうちでグリーンカーテンづくりにチャレンジ。



収穫ももちろん楽しみの1つだが、1番の目的はやはり夏を快適に過ごすこと。



そして、植物はCO2を吸ってくれる大事なパートナーだ。



 



数年前に実家に帰ったとき、おばあちゃんが言っていた。



"昔は熱中症なんて言葉、なかったのに。今では毎年、熱中症に気をつけようって天気予報で騒いでいる"と。



たしかに、言われてみれば私の幼少期は、冷房もなく、うちわと扇風機だけだった。



暑かったら水浴びして、冷えたきゅうりとスイカを食べて、



日陰に行って涼しいなぁなんて言っていた。



グリーンカーテンや朝顔カーテン?がそこらじゅうにあり、自然と共存できていた。



 



身をもって、最近では気候変動を肌で感じている。



実家の周辺の畑ではホタルがたくさん飛んでいた。



よく夜に捕まえに行って、蚊帳の中にくっつけたなぁ。



そして、窓は全開で、蚊が入ってこないように蚊帳の中に寝ていた。





もう、私の子供たちは、私が経験したことができないのか、、、



残念だなぁ



でも、今、手が届く範囲の最大な努力をすれば、夢で終わらないかもしれない。



ラーメンの汁は捨てないとか、使う石鹸は1日で生分解されるやつにしようとか



、農薬を使わない食事を選択するとか。できることから続けている。



 



子どもに夢を見させてあげたい。



素敵な地球を残してあげたい。



大人は何もしてくれなかった、では、終わらせたくない!



大人がしてあげられることは未来を残すこと。



"豊かな暮らし"って、感じ方は人それぞれ。



だけど、豊かな海、豊かな森、豊かな地球。



それは誰がもが望んでいるのではないかな?



 



決して無力ではない。一人一人が豊かな未来のためにアクションすれば必ず未来は明るい。



ホタルもまた戻ってきてくれるんじゃないかな。



 



みんな、梅雨の時期は恵みの雨(海)を楽しもう!



 


ページの上部に戻る