PARENTS JOURNAL

パートナーシップは子どもから学ぶ

『星の王子さま』の著者サン=テグジュペリは、エッセイ集『人間の土地』でこんな名言を残している。

 

「愛するということは、お互いに顔を見合うことではなく、一緒に同じ方向を見ることだ」

 

もともとは恋人とではなく、僚友と極限状態を生き抜いたエピソードから生み出された言葉だけれど、今では恋愛や夫婦関係の名言として活用されることが多い。

 

 

 

わが家もこの言葉は好きな一つで、見つめ合うこと「だけ」ではなく、同じ方向を向いて一緒に人生をつくってきた。

 

そこに彩りを添えてくれ、新しい発見を促してくれ、世界を拡げてくれるのが、3人の子どもたち。



最近、わが家で溢れている言葉。

きっとあなたの家庭でも、子どもがいたら日常茶飯事的に出てくる言葉だと思うけれど

 

「ぼくやる!」「わたしやる!」

「僕が!私が!」「僕がやるの!私なのー!」

 

このオンパレード。正体は子どもの「ヤルヤル族」だ…。

 

喧嘩に発展してしまうこともある。いや、大いにある。

困ったもんだと思う毎日、でもそのやりとりにも、「やる」という想いを発言してくれることにも、親としては非常にありがたいし、うらやましいとさえ思う。

 

その物事に興味関心があることはもちろん、

かれらの根底にあるのは、僕ら親に向けて

「役に立ちたい 助けたい 力になりたい」という想い。

 

「僕もできるよ!私もやれるよ!やってみたい!おとーさん、おかーさんたちの力になれるから!」

 

という純粋に湧き上がるワクワクとキラキラ。

そんな想いも伝わってくるから、嬉しくてたまらない。




子どもたちから学ぶことはものすごく多くて、本当に親の僕らのことを、誰よりも世界一よく見ているのがわかる。

 

今どんな気持ちなのかな?

こんなことしたら喜ぶかな?

僕が、私が、できることって何だろう?

 

そうやって考えることを躊躇しない。

思いついたらすぐに行動に移してくれる。

 

失敗って美味しいよね!くらいに、その先にどんな結果になるかよりも、

 

ただ僕らと一緒に何かをしたいから、一緒に喜びたいから、一緒に楽しみたいから、パッと動き伝えてくれる。

 

 

 

 

大人になると何故か、いろんなことを考えてからやっと行動に移すことが増えた。

それはこの年齢になるまで、いろんな経験をしたからだと思う。

 

「○○したらどう言われるかって、だいたい□□だろうな。じゃあそうなる前に△△って伝えてみようか…」とか。

ネットで、物事や出来事における向き合い方、考え方、対処法を調べてから、とか。

 

悪いわけじゃないけど、やっぱり子どもたちの行動力の方がシームレスでスムーズで、うらやましくて悔しい。



だからこそ、その行動力の源泉も伝わる。

 

「おとーさん、おかーさん、だいすき!」

一日に何度も何度も伝えてくれるこの気持ちが、きっと原動力なんだろうと思うとありがたい。

 

そうやって純粋に力になりたい子どもたちの役割が増えるように最近使い出したのが、僕らパートナー間でもシェアできるMATO by MARLMARLの保冷バッグ【BUDDING BAG】

 

 

お弁当箱が3~4個ほど、500mlペットボトルが2本、おやつに果物と、家族でピクニックやランチできるくらいの容量。

 

既に育児の戦友であるペアレンツリュック【PELICAN BACK PACK】にも、かゆいところに手が届くペアレンツにとって嬉しい機能がついていた。

 

この【BUDDING BAG】もまさにそれ。

中身が動かないように仕切りが2枚あり、調整し固定できる仕様。

 

さらに、外では子どもたちがはしゃぎまわる。大人もそれについていくために動くので、手に何かを持っていては難しい。

 

それを防ぐためにショルダー紐で肩にかけながらも、きっと緻密に計算されているであろう紐の付け位置でバッグが水平に保たれているので、バッタバタと動いていても散乱することは無かったのも親的にとても有難かった。



 

何よりデザインが洗練されており、優しいフォルムとちょうどいい大きさだからか、子どもたちもすぐに持ちたがる。

 

先日、数年ぶりに友人たちとお花見をしたときも、この新しく仲間入りしたバッグを、

 

「僕が持つよ!」「私が持つの!」

と、取り合いになることもしばしば…



そんなふうに、ニコニコしながら積極的に自分の想いを伝えてくれて。

 

ショルダー紐も子どもたち用に調整できるし、実際かけてみるとこれがまたかわいい。

もちろん手に持つこともできるので、「よいしょよいしょ」と運んでくれるその動作もかわいい。

 

彼らが何かするたびに、ほっこりとした、あたたかい気持ちになる。

 

育児を助けてくれ、そして子どもたちとしても僕ら親を助けてくれる、家族でシェアラブルな存在。

我が家の新たな育児の戦友となった。

 

この3人の子どもたちの育児をする今となっては、パートナーシップって自分の中から生み出されるものだけでも、パートナーと共につくるものだけでもなく、子どもたちから学ぶことが大いにあると毎日思う。

 

改めて、パートナー・夫婦間、親同士のパートナーシップというのは、他者から学ぶことが多いんだ。

他者から学ぶ中でいろんな要素を取り入れて、もっと自分たちらしい生き方になればいいと思う。



そして、わが家では特に子どもたちから教わっていることばかり。

気づかせてもらったり、その優しさを受け止めたり。

そうしていいんだよ、大丈夫なんだよって思えるその全ての土台、相手に任せようと思える理由には、

 

彼らみんなの言葉や選択を信じているから。頼りにしているから。

 

ただ純粋に僕らのことだけを考えてくれる存在が有難すぎて。

愛おしすぎて。 尊くて。

 

信頼するだけでいい、そんな存在が頼もしすぎてたまらない。



サン=テグジュペリは「見つめ合うことではなくて一緒に同じ方向を見ること」と言った。

 

今のわが家では、「見つめ合うことも同じ方向を見ることも、両方大事」だ。

 

相手を見るから今してほしいことに気づける。

どんな気持ちなのかを感じ取れる。

 

一緒に同じ方向を見るから共に頑張れる。

たった一人じゃないと心から想える。

 

その育みを手助けしてくれる【BUDDING BAG】と共に、見つめ合い、同じ方向を見て、これからも日々を家族みんなで大切にしたい。

 

 

一日の時間を分け合えて、役割を共有できて、かけがえのない存在で、一緒に居られることに感謝しかなくて。

 

これからもめいっぱい時間をかけて、想いを注ぎ合っていこう。

 

そして、子どもたちから受ける尊い気持ちを

夫婦間でもこれからもっと分け合って生きたい。



一緒に居てくれて、ありがとう。

 

 

 

石丸大志

 

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