MATO PARENTS JOURNAL
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GRAY
お出かけは、ペアレンツバッグで。
Taiki Yamanaka
11月に入ったというのに、夏日を超える温かさ。
海と山に囲まれた逗子での暮らしでは、半袖とビーチサンダルが夏を超えてもいまだにファーストチョイスになっています。
とはいえ、自然の営みも少しずつ色合いを落とした装いに。
夏のきらめきが過ぎ去ったことに安堵感と寂しさを携えつつ、子どもたちはひと夏を過ぎてまた一回り大きくなったなぁとここ最近感じてもいます。
そう、やはり夏は冒険なんだと。
思い返せば、今夏は「ザ・夏休み!」のような遠出はあまりしていなかったのですが、スマートフォンのアルバムを見返してみると、夏らしいことがちゃんと記録に残っていました。
手作りの釣竿をもって、近所の川で魚を追いかけ回し
海でも岩場の周りに住む生き物を探し
最寄りの公園では、草むらをかき分け虫たちと戯れ
何よりいちばん気持ちいい裸足になって、雨上がりの名残と遊んでみる。
どこか遠くの新しい場所に行きたいと思っているのは大人の方ばかりで、子どもたちは同じ場所であっても新たな楽しみ方をすぐに見つけてくる。石ころひとつ、枝ひとつで遊びになる。怖がっていた虫取りも、いつの間にか手で大胆に捕まえられるようになっている。夢中になるって、なによりも無敵なことなのかも。
都会でも田舎でも、きっとどんな場所でも子どもたちは自分なりの遊びを発明するのだろうけれど、逗子に住んで日々思うのはやっぱり心地いい自然が身近にあるということ。
人間だけじゃなく、他の生き物や自然の存在を感じることができるということ。スーパーや水槽の中にいる魚やお店で売られている虫ではなくて、自然の中で命を育んでいる生き物たちと出会うことの方が彼らにとって(そして、大人にとっても)ずっと驚きも喜びも大きいのかなと思います。
だからこそ生き物たちの息吹が盛大になる夏は、とても特別な季節。
大きくなっても夏の宿題なんかそっちのけで、夏を存分に謳歌してほしい。(いや、宿題をいち早く終わらせてかな?)
夏を超えて、逞しくなっていく顔つきと背中。
夏は冒険だ!と子どもたちを見ながら感じています。そして、その「冒険」はいつでもどこでもできるのだ、ということも。
来年の夏も頑張って子どもたちに付いていこう。
猛暑の夏が終わってほっとしつつも、来年はどんな夏になるだろうかと今から楽しみ楽しみ。
Taiki Yamanaka
Taiki Yamanaka
Taiki Yamanaka
Taiki Yamanaka