PARENTS JOURNAL

冬の朝の支度

 

さ、さ、寒い。

今日は何回寒いって言ったっけ。

 

毎日そんなことを考えながら、育児を反省する日々

 

朝起きてバルコニーに出ると吐く息が白くて、

下に目を向けると前日に降った水溜まりが凍っていました

 

あぁ、冬っていいな

寒いのは苦手なのに日本に冬が今年もきてくれて嬉しい気持ちになるから不思議。

朝はまずはじめに友人から譲り受けた、年季がはいったやかんでお湯を沸かします。

 

1日分のお茶を水筒に入れて保温し、熱エネルギー消費を抑えるとなんだか気持ちがいいです。

そして息子のお弁当を作りながら、おやつにいただくさつま芋を蒸し器で蒸す。この朝の湯気が早起きして家事をする私をあたたかい気持ちにしてくれます。

12月になると毎日がブートキャンプのように過ぎていきます。保護者会活動も活発になり冬休み前には親達が子ども達に何かプレゼントを、、!と話し合い、今年はお母さん達みんなで身体表現で『喜怒哀楽』を表現しようとなりました。

 

私は喜チームで、アフリカンダンスをベースに喜びを表現しました。

"雨"を中心に喜怒哀楽を表現することになったのですが、雨が降って嬉しいってどんな時かな?

 

お気に入りの傘や長靴、水溜りもキラキラして嬉しいよね!雨の恵みも嬉しい!

 

雨で怒るってどんな時かな?外遊びしたかったのにできないとか、遠足の日だったら雨だと怒りたくなるかも。

 

哀は?楽しみにしていたことができそうもないとか、お気に入りの服が濡れちゃうとか。

お母さん達からたくさんのアイディアがポンポン出てきて、一気に親睦が深まるのが12月だったりします。

子ども達もきっと同じ。毎日関わり合って寄り添って、ぶつかり合って、理解しようと努力して、だから化学反応が起きて気がつけば仲良くなれる。

 

あの子はこういう子だから、、と決めつけずに関わり合うことの大切さを子どもの姿から学ぶことがあります。

 

思っていることを言わないのは本当の優しさなのか?

 

思っていることをハッキリ伝えるだけが優しさなのか?

 

気づいてほしいから言わないのか?

面倒になりそうだから言わないのか?

 

大人も子どもも関係なく、人と関わり育ち合うためにはどうしたらよいか?

考えさせられます。

子どもには『言いたいことがあるなら言わなきゃ相手に伝わらないよ』とつい先走っていってしまいますが、そもそも子どもは相手に伝えたいのか?

伝え方がわからないのか?

伝えないという選択をしたいのか?

 

自分に置き換えた時に、言いたいことがあっても伝えられない時があったり、相手との関係性だったり。大人でも悩むのに、5歳の子に自分の本当の声が聞き分けられるのか?と冷静になればわかるのですが、つい言ってしまうのは、

『言いたいことがあるなら言わなきゃ相手に伝わらないよ』の裏に隠された"そんなことで悩んでないで、早くいっちゃえばスッキリするんじゃない?"ですよね。

 

はぁ、せっかちって辛い。

来年はもっと待てる親になりたいものです。

 

 

 

 

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