MATO PARENTS JOURNAL
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GREEN
子育て中こそ取り入れたい、ゆるい<バリタイム>
yu
3月になり急に慌ただしい日々
保護者会活動の引き継ぎやら、一年間の書類の整理、写真の整理、新学期に向けての準備。
気持ちも焦ってしまうと、つい子どもにも急かすように声をかけてしまっている。そんな自分にハッとする。
もうすぐ〇〇くんは年長さんだから、どんな年長さんになりたい?
そんな声かけの裏には目標を持って4月を迎えて欲しいな〜なんて母の思いも込められている
「泣いている年少さんがいたら、大丈夫?って声をかけてあげたい」
5歳の息子がそう答えた。
大人の理想の答えに私はニヤけながらも、ここはクールに「そうなんだね、泣いている子がいたら大丈夫?って声をかけたいんだね」と返事をした。
親が望む答えが正解だと教えたくなかったから、"君はそう思うならそれでいいと思うよ"という感じで私は答えた。
卒園する年長さんやお母さんたちを思い悲しくなったり、学年が上がることを楽しみにワクワクしたり、それでもまだ自信がなくて不安になったり、そんな気持ちの慌ただしさが一気にやってきて、気持ちが着地しないままフワフワ漂っている3月。
3月の3連休はただゆっくりしたくなり、ご近所の畑で親子パン作りのワークショップがあるというので参加してみました。
ご近所さんが集まる畑とはシェア畑のこと。今は畑ブームでシェア畑はキャンセル待ち状態。コロナ禍で畑仕事を始める方が増えたんだとか。
約束の時間に行くと畑に簡易テーブルがいくつか設置されていて、家族ごとに離れたテーブルで行われました。
花粉症の私と長男。私は化粧をすることも辛く黒縁の花粉症対策メガネをかけて席についた。目を赤くしながら箱ティッシュ持参でのワークショップ、この日は特に花粉がひどかった気がした。
パンの材料を混ぜて、まずは1次発酵。発酵中に子ども達は待っていられないよな、、と思った矢先、パンの講師がこう言った。
「好きな色の粘土を選んで!じゃあ粘土で丸くボールを作ってみて!パンを捏ねる練習してみようか」
というではないですか。親子パン教室もやられている先生なだけに、子どもにとってありがたい一言でした。
そして1次発酵が終わったらパンを8等分して2次発酵へ。
「はい、ではみなさん、どんなパンが作りたい?絵に描いてみましょう」と、紙とペンをテーブルに置いてくれた。
子ども達はすぐにペンを手に取り夢中にお絵かき。マイクラやカーヴィー、星など。「そんなパンできる?難しくない?」と親は言いたくなるがそこはグッと我慢。
時間が余ったらスタッフさんが薪割りを教えてくれた。
発酵したパンを成形し、野菜を乗せて薪オーブンでパンを焼く。
手作りフォカッチャにスタッフさん特製アラビアン煮込み。
スパイスが効いた赤ワイン(サングリアかな?)を昼の畑で飲む幸せ。
ちょっとお酒が入ると子どもが喧嘩していてもまぁいっか!と思えたりして、まったり過ごせた。
やっぱり外は気持ちがいい!外で食べるご飯は最高!子どもも外ではイキイキして見える。
小さな幸せは至る所にあるんだなと改めて思えた。心の余白を持てるように暮らしたいものです。
yu
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yu
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