PARENTS JOURNAL

穏やかな時間

弟の次は、兄が合宿へ。

 

行きたくないな〜虫が嫌だな〜

と、あまり気が乗らない様子。

 

兄のネガティブな気持ちに寄り添うべきか?

 

行ってみてどう思ったか、何を感じたかを大切にするのか?

 

申し込みギリギリまで迷いましたが、合宿当日までに親が気持ちを盛り上げていけば、結果はどうあれ"行けたね"という自信はつくかもしれないと思い申し込みました。

出発前に一緒に持ち物を準備。

やはり行きたくないのか、気が乗らない様子。

今、目の前にある遊びをやりたいという感じでした。

 

出発当日、前にも後ろにもリュックを抱えて

集合場所へ向かうと、コロナ対策で親が集まらないようにハイタッチで『行ってらっしゃい』だけで、あっさりお別れ、、、、

大丈夫かな?

 

何か言いたいことはなかったかな?

 

そんな事を考えていたら次男がこう言うのです。

「帰りに神社にお願いにいこう」

スタスタ神社に向かう次男くん。

 

その神社にはたくさんの蝉の穴が!

耳を傾けると蝉の鳴き声があちこちで聞こえてきます。

 

至る所に蝉の抜け殻を発見する次男くん。

木にも、階段にも、

手すりの下にも!!

まさか手すりの下にもいるとは思わなかったので、虫が苦手な私は「ぎゃーーー」と叫び

神社に私の声が響き渡りました。

 

変な汗がどっとでました。

子どもの頃はここまで虫やカエルが苦手じゃなかったはずなのに、大人になると虫が苦手になるのかな?

 

子どもの頃は田舎に住んでいたが、大人になり都会に住むようになったから苦手になったのかな?

 

さて、次男くんは何をお願いするのか。

「お兄ちゃんが元気で帰ってきますように」

 

(いつもはケンカばかりなのに、お兄ちゃんが大好きなんだね)

 

そして次の日、新潟が大雨で河川が氾濫しているというニュースを一緒に見た時、次男くんはこう言ったのです

 

「あ〜もぅ、神様のバカ!昨日お願い事したのに全然叶えてくれないじゃん。なんで雨降らすの?お兄ちゃんにもう会えない?え〜ん(涙)」

 

そんなに大切な人を想って涙できるようになっていたんだねと成長を感じました。

お兄ちゃんがいない間も、自転車でスーパーに行ってみたいとか、自分のお金を持って行きたいとか、ママのお金が足りなかったら僕が貸してあげるから言ってねなど、

 

子どもはやっぱりおもしろいなと思いました。

 

お買い物に行く際、財布を入れるため私の愛用品であるMATO by MARLMARLのBELT PACK TERRA(防汚巾着付きウエストバッグ)の紐の長さを調整し貸しました。

体が大きい次男くんには、斜めがけショルダーバッグとしても親子で共有して使えるんだなと知りました。

 

子どもが自転車に乗るときはこの使い方が楽な様です。

 

次男くんがママを独り占めできた3日間は、彼はとても穏やかでした。

 

たまにはこんな時間も作ってあげたいなと改めて感じました。

 

 

 

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