PARENTS JOURNAL

一緒に拡がる私と子ども達の世界

長男を出産した時の私は24歳になったばかり。

周りの友人たちはキラキラ自分の時間を楽しんでいる子たちばかりでしたが、
だからといって羨ましいと思うことなどないほどに、
息子がいることが幸せで楽しい時間でした。

海外のプリクラの写真

ただ唯一・・・
「ママ友なんてほしくない!」
ママになった時から家族にこう話していました。

「ママ同士だから友だち、共通の話題が子育てだけなんて」
ママ友というものに対してネガティブな印象しかなかった私。

ママというだけで一括りにされることも嫌でした。

そんな私の中でのママ友の認識は保育園に入園したことで
180度変わることになります。

私が住んでいる区の当時の保育園事情はデモが起きるくらいに激戦で、
フルタイムで仕事していることはマスト、
復帰ポイント(既に認可外に預けて仕事をしている)か
兄弟ポイント(既に兄弟が通っている)があったとしても補欠になるような状況。

そんな激戦を勝ち抜いて入園してみたら、地域柄もあると思うのですが
クラスのパパママは公務員の先生や、弁護士や看護師さん、
大手企業勤務といった普段の生活ではあまり関わりを持たない職業の方が
多くいる環境でした。

年齢的にも私は最年少で、10歳以上年上の方も。

それがすごく良かったんです。

年齢も職業も異なる方々と「子育て」という同じコトを
同じ時期に一緒に経験できる。

今まで自分で選んだフィールドにしかいなかった私が、
子どもと子育てを通じて新しい土地を発見したような感覚。

自分の中の常識や世界を押し広げてくれたのは、
あんなに嫌がっていたママ友たちでした。

今でも私に刺激をくれたり、生涯付き合っていきたいと
思えるママ友との出会いもありました。

私の経験値や視野が広がれば広がるほど、
子ども達に見せてあげられる景色も変わってきます。

子どもがいることで起きるコミュニケーション、
どんどん拡がる私と子ども達の世界。

親になるって、こんなにも面白いんですね。

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