PARENTS JOURNAL

夏休みだけの、家族全員集合

石川 明日香 | MATO by MARLMARL

夏休みは我が家にとってちょっと特別な時間です。

我が家は子ども3人の5人家族。

(10月には更に1人増えます!)

その5人が揃うのが、1年の間で夏休みだけなのです。

長男は中学卒業後にカナダの現地校に入学したので、1年のほとんどをカナダのバンクーバーで過ごしています。

日本とは学校のサイクルが少しずれていて、6月末に学期末を迎え、そこから9月の新学期まで2ヶ月間の夏休み。

彼が日本に滞在するのは、高校生の間は基本的にこの2ヶ月だけです。

同じく留学生の子どもを持つペアレンツをSNSで拝見すると、年末年始や学校の休みの度に日本に帰国している子もいますが、そんなことをしていたら我が家は航空券代で破産してしまうので。笑

夏休み期間以外は留学先で頑張ってもらっています。

10ヶ月ぶりの息子との再会。

どんなに成長しているんだろうと楽しみにしていましたが…

会ってしまえば全然久しぶりな感じもせず。笑

2歳半の次女が10ヶ月も兄に会えていなくて覚えていないんじゃない??

人見知りするんじゃない?!

と心配でしたが、迎えに行った空港から兄ちゃんにべったり!

FaceTimeでたまに顔を見ていたので、全く問題なしでした!

(私がアメリカのサマースクールに入れられた中学生の時は、公衆電話からのコレクトコールかプリペイドカードでしかかけられなかったのに、技術の進歩が留学を身近にした気がします)

3歳差の長男(18)と長女(15)は小さい頃は仲良しだったのに、お互い思春期になると口を聞かなくなり、ここ数年は距離ができるようになっていました。

時間が解決する・・・と思って見守ってきましたが、
それぞれが成長したことと、程よい距離もでき、以前に比べて距離が縮まってきたように思います。

久しぶりに会話している2人を見て、嬉しくて気づかれないように隠れてニヤニヤしてしまいました。

石川 明日香 | MATO by MARLMARL

家族5人でご飯を食べに行ったり、旅行に行ったり、ただリビングの同じ空間に居るだけでも、この時間がどれだけ貴重な時間なのかと思わずにはいられません。

それは息子が留学していて一緒にいられる時間が少ないから、ということだけじゃなく、成長していく子ども達がどんどん親から離れて1人で生きていけるようになっているのを感じているからかもしれません。

当たり前の毎日も変化し続けていて、

ずっとは続かない。

それに気がついてからは家事や、お弁当作りに学校のこと などなど…

以前は面倒くさいとすら感じていたことが、大事な時間に思えるようになりました。

「早く子どもたちの手が離れて、自由に過ごしたいなぁ〜」

そんな風に思っていたあの頃からは考えられない!

例えるなら、終わりが見えるともう少し頑張りたくなるファスティングに近いような感覚。笑

長男がバンクーバーに戻るまであと1日。

18歳の彼に会えるのも今だけ。

今日も家族で過ごせる幸せを噛み締めます。

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