PARENTS JOURNAL

人生で一番幸せな1年間

幸せな思い出

先月、わが家のBABYが1歳になりました。

あっという間だったような。

とっても時間が経っているような。

1年前、無痛分娩できる気満々で入院した頃からの夫とのLINEを遡ってみたら、
心がぎゅんと1年前に引き戻されました。

新生児の頃

能天気に「病院のごはんおいしいかなあ」なんて心配していたところから
予定外の時間に始まった陣痛に苦しんだこと。

「緊急帝王切開になるかも」という不安すぎるメッセージを最後に連絡を絶って心配させすぎてしまったこと。
病室の電波が悪くて産まれてから小一時間連絡が取れなかったこと。
なかなか起きていられないBABYが目を開けた瞬間に始めるテレビ電話。
同じような寝姿のBABYの大量の写真に、「かわいい」という4文字の大洪水。
腕の中で寝落ちしていくBABYを見つめながら、「このサイズのまま冷凍保存したい」と思ったこと。
新生児期が終わって、あの小さなBABYにもう2度と会えないと思ったら涙が止まらなくなったこと。

桜舞う季節と新生児の頃

小さくて軽くて壊れそうで触れるのも怖くて、
授乳はうまくいかないし、
夜中になかなか寝てくれないし、
スケジュールを守りたくて躍起になって、
ほとんどBABYを可愛がれなかった最初のひと月。

もっといっぱい抱っこしてあげればよかったなあ。

スケジュールなんて無視して、寝たいだけ寝かせてあげればよかった。

後悔はつきないのです。

海

お気楽で自由でなんでも自分次第だったDINKS時代に抱いていた、子育てへの不安はすべて現実のものとなって、
毎朝6時に起きるBABYのおかげで眠れないし、
服は常にヨダレと土でドロドロで、大好きなヒールは履けないし、
疲れた〜乾杯〜ってお酒を飲むこともできない。

でも、
人見知りしてわたしの腕をぎゅっと掴む小さな手、
抱きしめた時にふわっと漂うミルクの香り、
光に透ける細くて柔らかな髪、
わたしを見つけて笑う大きなお口。

そんなものを見るたびに、
人生で今が一番幸せだなあ、と感じるのです。

絵本と子ども

今までもそれなりに楽しく生きてきたけれど、こんなにも幸せを実感することなんてなかったなあと思うのです。

毎日がしんどくて大変だから幸せじゃない、なんてことはなくて、
しんどくて大変で、でもそれを超えて幸せを感じさせてくれる。

子どもと過ごす日々には、本当に不思議なチカラがあるなあ。

慌ただしくて大変でヘトヘトな日々だけど、この日々は神様からもらった特別なプレゼントだと思っています。

家族

お誕生日おめでとう。

人生で一番幸せな1年をありがとう。

次の1年もあなたの笑顔が絶えませんように。

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