MATO PARENTS JOURNAL
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BEIGE
発達ゆっくりな息子と「お友達」を考えた
Rui
つい先日、祖父が天国に旅立ちました。
生まれたときから結婚して家を出るまでずっと一緒に暮らしていた「じいじ」。
来月で101歳でした。戦争も経験し、二人の子どもを養いながら自分の会社をつくり働いていました。
私が物心つく頃には引退し、私の世話をしてくれたじいじ。
母に怒られて泣きながら行くのはいつもじいじの部屋でした。
共働きだった両親の代わりに幼稚園バスのお迎えに来てくれたのもじいじでした。
2歳の私。常にじいじの膝の上に座っていたような気がします。
3歳の息子も私と同じくじいじ(私の父)が大好き。発達に障がいがあり、なかなか園に預けるのも難しいので私が仕事の時は今までずっとじいじが世話をしてくれていました。
全く言葉が話せない息子。こちらの言っていることも全てわかる訳ではありません。
機嫌が悪いときは私でも大変だなと思う息子の世話を1日中、3年間続けてくれた父に感謝です。
息子のコミュニティーに存在する人はまだとても少なくて、私、パパ、ばあば、じいじ、療育の先生くらいしかいません。
そんな中でじいじが果たす役割はとても大きく、私とパパ以外の人と遊ぶ楽しさや、一緒にご飯を食べる喜び、散歩で自然に触れる気持ちよさ、時には怒られて流す涙など、彼の成長を後押ししてくれました。
2歳頃の息子。じいじの食べるパンのおこぼれをもらうのが大好きです😂
これから息子が大きくなってじいじの助けが要らなくなる日が来たら、そのときはきっとお茶でも入れてマッサージでもしてあげながら、「ありがとう」って伝えられているかな。
息子は成長が人一倍ゆっくりなので、どうか気長に待ちながら元気に過ごしてね、じいじ。