先日のWBCご覧になったでしょうか。日本チームの活躍に大感動でした！中でもやはり、大谷翔平選手はこれぞ "Hero" という活躍でしたね。

私はつい先日まで、公立の小学校で外国語の先生をしていました。

5年生のテキストには一番最後の単元に "My Hero" について発表するという活動がありました。

ある日、発表の原稿を書く準備時間をとりました。みんながノートに原稿を書いている間、なかなかペンの進まない男の子がいました。しばらくしてその男の子が私のところに来て1つの質問をしました。

「"Hero"ってどんな人のことですか？」

私は一瞬考えました。”Hero”とは何か、どんな人か、、、なるほど。

「"Hero"は実際にその人のおかげで助けられたり、素敵だな、かっこいいなと思って憧れる人だよ」
私はその時とっさにこのように答えたと思います。

発表会当日、たくさんの子どもたちが自分の母親、父親、兄弟を"My Hero"として紹介していました。

それは、毎日おいしいご飯を作ってくれるから、お仕事を頑張っているから、笑わせてくれるからなどとても素敵な理由でした。

私が小学校5年生の時もし同じ課題を与えれていたら、迷いなく父と母を"My Hero"として発表したと思います！いつも私の見方でいてくれて、息子のことも愛してくれる唯一無二の"Super Hero"です。

みんなの発表を聞いて私は思いました、「あ、私も息子の"Hero"になりたい！」

私が働く姿や日々の様子を見て、かっこいいな、素敵だなと思ってくれたら親としてこんなに嬉しいことはありませんよね。

大谷翔平選手のような"Hero"にはなれないけれど、身近な人のために頑張る人はいつの間にか誰かの"Hero"になっているのかもしれませんね。

息子の"Hero"は今のところ電車かな？ジオラマが大好きでよく見に出掛けます。かっこいい～という眼差しを送っていますね。母、電車に完敗です。