MATO PARENTS JOURNAL
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RED
かわいい息子が「みんなの無意識をほじくり回す」。作家・大田ステファニー歓人が今感じていること
MATO JOURNAL 編集部
こんにちは!
MATO JOURNAL編集部です。
先月末、MATO by MARLMARL初となるチャリティーイベントを開催いたしました。
様々な立場で子育てに関わる登壇者の皆様からお話いただいたメッセージや想いを、ご来場が叶わなかった皆様にもMATO JOURNALで少しずつシェアしていきます!
MATO by MARLMARLのミッションは「子育てで繋ぐコミュニケーションの輪をつくる」こと。
社会全体がペアレンツとなり、垣根のない子育てができる未来を創造したいという想いがベースにありました。
よくMATOメンバーの中では「共育て」といったキーワードも出てきます。
そんな、垣根を超えて支え合いながら子育てができるように、今までにいろんな取り組みをしていました。
✓「ママバッグ」から「ペアレンツバッグ」へとアップデート
✓【re:think parent】子育てについて改めて考えよう、とメッセージを提案
すべては子どもたちの未来へ繋げたいこと。
子育てしやすい社会、多様なものを受け入れられる柔軟な意識、住みやすい地球…
そんな未来のために、さらに私たちがペアレンツブランドとして残せることは何だろうと考えていました。
そんな時、一般社団法人the GIFTの副代表理事を務めるモデルの望月芹名さんとの出会いで、家庭だけではない「子育て」の携わり方を知りました。
あまり社会では知られていない、自立援助ホーム・児童養護施設で育つ子供たちの存在。そこで育つということは、大変な境遇であることがベースにあるけれど、それでも前向きに未来へと進む青少年たちがそこにはいます。
The GIFTはそんな子どもたちに、夢を持ち、夢を実現するためのきっかけを提供する活動をしています。
まずはイベントレポート第一弾としてThe GIFTの代表副理事であり、一児の母である望月芹名さんの想いをシェアします。
私は10 代の頃、たくさんの大人に助けてもらい、未来への希望を持つことができました。
自分が大人になった時にいつか恩返しがしたいとずっと考えていました。
自分に子どもを授かった時、今自分が置かれている両親が揃い手助けしてくれる人がいる家庭環境は“たまたま”だと感じた。
そんな思いを抱えた日々の中、様々な境遇の家庭環境で育つ人々に出会い触れる機会があり、自分の中で10代の時に支えてもらった大人の人達のように自分も自分の子ども以外のH E L Pを出す子供たちの支えや希望を与えたいと思ってthe GIFTの活動をスタートしました。
支援の形は様々ですが、その中でもNPO団体に無償のセミナーを提供したり、複雑な家庭環境で育った子供たちのメンタルケア・自立援助ホームで暮らす子どもたちの夢を叶える手助けをしています。
生まれる環境を選ぶことはできないけれど、“どんな人生を歩むのか”それはみんなが平等に選べるべきだと思っています。
でも、それは簡単なことではなく子ども達だけでは達成することができないことがたくさんあります。
余力のある大人たちが少しでいいから手を差し伸べ、ほんの少しでいいから支えになることで子供たちの夢へとつながり、それが “垣根のない子育て”につながる。
血のつながりを超え、頼ったり頼られたりすることは決して悪いことではないと思って欲しいです。
多様化する子育ての中、家族のかたちにとらわれないことが“垣根のない子育て”に繋がっていくと思います。
自分の子育てでいっぱいいっぱいになってしまったり、S N Sの世界ではキラキラした子育てが目に入ってしまいがちですが、周りに手助けを必要としている子どもがいることに目を向けてみてほしい。
そしてその何倍もHELPを声に出して言えない子どもや親がいることにアンテナを張ってみて欲しい。
さらにその一歩外へ、社会的養護を必要としている子どもたちがいることを知っていただくきっかけになったらと思います。
*
いかがでしたでしょうか?
言葉にすると、簡単にできてしまいそうなこと。
でも日々のタスクに追われ見て見ぬふりや、どこか他人事になってしまっていないでしょうか。
イベントを企画したスタッフの多くも、現在子育て真っ只中です。
なかなか外へ意識を向けることができる余裕がない現状があります。
でも、まずは自分のお友達や家族のH E L Pを絶対に見逃さないように、そして自分も我慢するのではなく家族やパートナー、友人、自治体のカウンセラーにH E L Pを声に出すことから始めませんか?
そして繋がる垣根のない子育てを一歩一歩広げていけたら、“垣根のない子育て”の実現に向かえると思います。
少しだけアンテナを張って、自分ができることから一歩ずつ…
次回は、NPO法人チャイボラ代表 大山遥さんのお話をレポートします!
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About
Vol.01 一般社団法人the GIFT <望月芹名さん>レポートはこちら
Vol.02 NPO法人チャイボラ代表 <大山遥さん>レポートはこちら
Vol.03 自立援助ホーム長 <大宮美智枝さん>レポートはこちら
Vol.04 元バトミントン日本代表 <潮田玲子さん>レポートはこちら
Vol.05 Via Aroma主宰 <近田梨絵子さん>レポートはこちら
Vol.06 美術家/イベントオーガナイザー <もりたみどりさん>レポートはこちら
Vol.07 バイリンガルMC <栄倉麻袴さん>レポートはこちら
MATO JOURNAL 編集部
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