PARENTS JOURNAL

空、ちょっと高く

「タコ、届いたよ。」



そう息子に伝えて、彼が言ったのは



「今日、食べようかー!」



そのタコじゃないんだな〜、食べるタコじゃなくて、凧揚げのタコ。凧。

 



と言っても、もちろん見たこともやったこともないわけで。



鮮やかな色合いの凧を携え、いざ近くの公園へ。



僕自身も最後に凧揚げをしたのはいつだったか、記憶も定かではなく、果たしてちゃんと飛ばせるかという不安もありながらでしたが、なんとか風を受け、風に乗り、空高く舞い上がっていきました。

 



ただ、もうすぐ3歳になろうとしている息子では凧をコントロールするのは難しく、

ましてや自走して浮遊させることができるほどの足の速さもなく、ずるずると引きずってしまう形に。



ならば一緒に凧糸を持ちながらであれば出来そうだなと再挑戦したものの、

空を泳ぐ凧を見ているよりもどこまでも伸ばせる糸が面白いらしく、糸の塊を持ってひとりどこかへ。





凧落ちちゃうよーと思いながらも、彼らしい楽しみ方なんだろうと。

大人のこちらが考えることなんて、気にもせず、自由気ままな姿は羨ましくもあります。



そんなこんなですぐに凧揚げも終了!

デビュー戦を終えた凧は、しばらく空には舞い上がらず、家の脇に置かれていそうな予感です。





 


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