MATO PARENTS JOURNAL
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BLUE
息子の「どっちでもいい」の真意とは
柿沼 絢乃
この3月、息子たちにとっては「はじめてのこと」をいくつか経験しました。
ひとつめは映画。
ここのところ長男が「映画を観に行ってみたい」と言っており、その想いを叶えるべく映画館に行きました。
映画館に着いた時「いよいよだね!」と声をかけると「しんぞうが、はやくなってて、ちょっとこわい」との返事が。
どうやら、緊張していたようです。
大人にとってはなんてことのない場所でも、息子にとっては初めての場所。
ドキドキワクワクしていたのでしょう。
その様子を見て、自分もはじめて地元の小さな映画館に連れて行ってもらった日のことも思い出しました。
図らずとも今の長男と同じ。当時5歳。
ロビーでジュースを買ってもらったことや、帰りながら母親と話したこと、今まで思い出すこともなかったそんな情景がブワーッと思い出されました。
次男が重くて思わず反り返ってますが。。。苦笑
前々回レビューした「PELICAN BACK PACK AIR」のお陰で抱っこできる!
カバンの中には館内で脱いだアウターもがさっと収納してます◎
もうひとつは動物園。
家族ぐるみで仲良くしてもらっている友人夫婦が吉祥寺に住んでおり、おうちにお邪魔した帰りに井の頭公園の動物園(東京都井の頭自然文化園)に寄って来ました。
息子たちにとってははじめての動物園。
動物を前にどんな様子を見せてくれるのかなと思いましたが、食い入るように動物を見つめる姿が印象的でした。
帰宅してからもその時見た動物の様子を「うさぎさんは寝てたよね」とか「コウモリが怖かったよね」とか話しています。
どうやら楽しかったみたい。
子供が「はじめての経験」と向き合った時に見せる瑞々しい反応にはかけがえのないものを感じます。
私にとっては映画も動物園も初めての場所ではありませんでしたが、
息子たちのお陰で、
息子たちを通して、
新鮮な気持ちを思い出させてくれました。
「息子たちが喜ぶかな」なんて思って行うことは色々ありますが、
なんだかんだ言って、そんな息子たちとの経験に喜んだり感動したりしているのは、
他でもない親の方だったりするんだよなあと思う日々です。
息子たちが”親としての私”に経験させてくれる色々な「はじめて」に感謝して。
これからもたくさんの出来事を経験させてあげられたらなと思います。
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃