PARENTS JOURNAL

育児と切り離せない、「待つ」時間の存在

子育てと切っても切り離せないことのひとつに

「待つ」時間があると感じています。

 

育児をはじめてから本当に“待つ”ことが増えました。

 

「おーい、ちょっとーどこまでいくのー。ママここで待ってるんだけどー」みたいな毎日です・・・

 

 

 

 

先日yuさんのジャーナル「自分に気づくこと」でも

 

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MATO by MARL MARLの 

【MATO】= 成長を待とう

の意味も込められている

 

親も子をもう少し待とう!!

子どもの力をもっと信じよう!!

(と、私は自分に言い聞かせている)

 

待つ時間は、親も子も試練の時。

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と書かれており、思わず「わかる…」の思いでいっぱいになりました。

 

 

この子育ては間違ってないのだろうかと、いくら自問自答してみても答えはすぐに出ない。

ずっとずっと待ち続けた先に、ようやく答えのようなものがあるのだと思います。

 

もっと日常的なところでも

子供のペースののんびりさに耐えられない毎日。

思わず「はやく!」とか「いそいで!」とか言ってしまうことが多々あります。

 

 

 

毎日の小さな行動ひとつとっても、長い目で見ても

子育てと「待つこと」は切っても切り離せない。

だったら気持ち良く「待てる」親になりたいなあ。

 

それは、私の子育てにおける課題のひとつでした。

 

 

 

 

今回はそんな私が「待ってみた」記録をお届けしてみようと思います。

 

 

これは習い事における、息子と私の話。

 

長男はドラムを習っています。はじめてから1年経ちました!

 

5歳、まだまだ集中力が持続する時間も短く、

先生とおしゃべりばかりして帰る日や、ふざけて全然叩かない日、

そんな日もたくさんあります。

これ身になってんのかなーと思うことも多々あったのですが、

そんな時に頭に浮かぶのは私の母の言葉でした。

 

私にとっての母、息子たちにとっては「新潟のばあば」

なぜか階段でジュース屋さんごっこをしているところをこっそり撮った1枚です(なんでそんなところで。笑)

 

 

私の母は地元で教育関係の職に就いており、小さな子供と接することも多い仕事です。

そんな母に、息子の習い事について相談してみたことがあったのです。

 

 

私「まだまだ集中力も続かないし、正直意味あるかなあって思うこともあるんだよねえ」

母『日頃教える側の私が言うのも、って感じだけどね。。。

1回のレッスンの中で、何かひとつでも子供が感じ取るものがあればそれで十分。

それだけで意味はあるし、親の方がそれくらいの心持ちでいることが大事かもよ。』

 

 

そんな答えが返ってきました。

もちろん各家庭によって習い事に求めることは色々あると思うので、

一概には言えないと思うのですが

母が言った

「1回のレッスンの中で、何かひとつでも子供が感じ取るものがあればそれで十分。」

という台詞は、私のとって染み入るものがありました。

 

 

焦っても仕方ない。

私はとにかく見守ろう。待ってみよう。

 

大人サイズのドラムセットに座ると、まだまだ小さな息子です。

 

 

そんな1年を過ごしたのち、、、先日のことでした。

 

新しいリズムパターンを習ったのですが、これがなかなか難しい。

うまく叩けない息子が「できない」と投げ出してしまうかなと思っていたのですが、

毎晩枕を叩きながら(笑)コツコツ練習をしているのです。

正直驚きました。

いつの間にこんなに粘り強くなったのだろう。。。

 

 

そして次のレッスンで

完璧とは言えないまでも、練習の成果を先生に見てもらうことができました。

もちろん「練習してみよっか」と私から誘うこともありましたが

息子が自分の意思で

「難しくてできない→練習する→できるようになる→先生に見てもらう」

という成功体験を得た瞬間だったように思います。

 

 

レッスン後のカルテに先生からのメッセージで「感動しました」と書かれていたのですが

「先生、私も感動しました!!!」とカルテに向かって叫びたい気持ちでした。笑

小さな息子をやさしく導いてくださった先生に感謝です。

 

 

そして何よりレッスン後、本人が本当に嬉しそうだった。

その姿が見れただけで続けてみて良かったなと思えました。

 

 

 

「待つ」ことはとても難しいことです。

本当に待っているだけでいいのかなと思うこともたくさんあります。

日常生活の中で待っていられないこともたくさんあります。

待ち疲れてイライラすることだってたくさんあります。

 

だけど、時に信じて待っていたら、

子供は自分の力でぐんぐんと、まるでこの時期の植物のように、

成長する瞬間があるのだなと長男が教えてくれました。

 

 

 

正直次のレッスンではまたいつもの「おふざけ息子」に戻っている可能性も大ですが、苦笑

引き続き、息子が自分でやりたい・頑張ってみたい、と思う瞬間を

まずは「待ってあげる」のが私の役目なのだなと改めて思っています。

 

 

 

MATOは成長を“待とう”

本当にいい言葉ですね。

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