MATO PARENTS JOURNAL
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BLUE
息子の「どっちでもいい」の真意とは
柿沼 絢乃
前回のジャーナル「我が家に激震!パパの単身赴任とワンオペの日々。」
がアップされたところ、想像以上に色々な方から反響を頂きました。
その多くが「何かあったら頼ってよ!」とか「ひとり時間が欲しくなったら息子ちゃん達見ててあげるから」等々、 久々に連絡をくれた方もいて、有難さと嬉しさでいっぱいでした。
前回の内容だと、平日私が一人で奮闘している感じに見えたかもしれませんが、 実際にはこういう友人達に囲まれて「いざとなったら」と思える。
そういう精神的な支えに助けられているから頑張れるんだなと改めて思いました。
決して一人で子育てしている訳ではないのだと思えることは、幸せなことです。
さて、今回は久しぶりに長男の習い事について書きたいと思います。
以前 「育児と切り離せない、『待つ』時間の存在」 というジャーナルでも長男の習い事について書いたことがありました。
久々に読み返して、そうだそんなことあったなあと懐かしく思いました。
この時書いたドラムも楽しく続けています。
家では全然練習しないので(苦笑)上達度合いはかなりスローペースかと思いますが、
それでも自分の中で「おれ、ドラムやってるんだぜ!」というのが結構自信になってるみたいなので、頑張ってもらいたいです。笑
小1男子、格好つけたいお年頃ですね。
長男は今年のはじめからもうひとつ習い事をはじめました。
習字です。
実は友人が習字教室をはじめるとのことで、息子のことを誘ってくれたので「彼女が先生なら!」と習い始めたのです。
いつもは教室の前で「いってらっしゃーい」とバイバイするのですが、
先日私と弟にもお習字体験の機会を設けてくれたので、長男と一緒に教室まで行きました。
私も机につき、長男が習っているところを久々に見ます。
硬筆(えんぴつ)と毛筆(ふで)をやっているのですが、長男はどうも毛髪が苦手な模様で、書き渋っていました。
すると、先生がこんな声掛けをしてくれたのです。
「ぬっちゃん、筆は失敗したら消せないから嫌なんじゃない?
でもね、何回だって書き直せばいいんだよ。
紙を変えて、何回も何回も書けば良い。
失敗するのは全然悪いことじゃないって覚えてほしいな!」
横でその言葉を聞いて本当にその通りだなと深く感じました。
もちろん習字を習うことで「字が上手くなってほしい」とは思います。
ドラムを習うことで「リズム感が良くなってほしい」とか「ドラムが叩けるようになってほしい」とも思う。
だけど、それはあくまでも目先の目標で、それを通して「失敗したって良い」「何回も書けば良い」「練習すると上手になる」
そういうことを学んで欲しいんだなと、今回先生の言葉を通して改めて深く感じました。
(先生!本当に良いこと言ってくれる!!)
この日は兄弟(と、私も)揃って来年のカレンダーに筆で書きました!
最近は「コスパ」(コストパフォーマンス)だけにとどまらず「タイパ」(タイムパフォーマンス)なんていう言葉もあるらしいですね。
これを求める気持ちももちろんわかるのですが、時間効率と結果ばかりを求めては得られないものがあると思います。
筆を持って、墨をつけて、何度も何度も書き直すという、ある意味時間がかかって仕方ない行為から学ぶことはきっと大きい。
長男が習字に取り組む姿を見ながらそんなことを感じた一日でした。
習い事、結果だけでない色んなことをたくさん感じながら、楽しく続けて欲しいです。
あっという間に12月!先日我が家もツリーを出しました。
今年は寒かったり暑かったり変な気候ですね、皆様どうかご自愛ください
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃