MATO PARENTS JOURNAL

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BLUE
8年前の育児記録。私は過去の「じぶん」に出会う
柿沼 絢乃
暖かくなったかと思うとまた寒くなったり、季節がいったりきたりしていますね。
みなさんこの年度末をいかがお過ごしでしょうか。
我が家は変わらず毎日元気に、賑やかに(賑やかすぎるくらいに…笑)過ごしております。
最近撮った写真の中で一番のお気に入り。朝起きたら頭がふたつ、さくらんぼのように眠っていました。
日々子育てに関して様々なことを思いますが、子育てと切っても切り離せない感情がいくつかあることを感じています。
「喜び」や「慈しみ」は勿論なのですが、個人的には「怒り」もそこに入るのではないかと思っています。
できるだけおおらかに日々を過ごしたいのですが、毎日息子二人と向き合っていると「コラー!!!!」というタイミングがどうしても出てくるのです(苦笑)
こちらのジャーナルでも何度も書いたことがあるのですが、子どもを持って初めて出会う自分のひとつに「誰かに対して声を荒げて怒るわたし」がありました。
その「誰かに対して」の部分は、他でもない息子たちになる訳で。
はじめはそんな風にプンスカ怒っている自分に対してがっかりすることも多々ありました。なんでこんなに怒っちゃうんだろうって。
でもじゃあなんで怒るのか、って考えると、紛れもなく息子たちのことを想って、怒るというか叱っているんですよね。
大人になればきっとそんな親の気持ちも理解してもらえると思うのですが、叱ってくれる人の有難さを幼い息子たちにわかってもらうのは相当難しい。
少し前に次男が「ほいくえんで、せんせいにおこられるんだよ!」と不満げに漏らしていたことがあったのですが、
「それはあなたのために言っているんだよ」と言葉で教えても、なかなかうまく伝わらなかったことがあります。
先日、そんな話を友人であり子育ての先輩とお話しすることがあった時、こんなエピソードを話してくれました。
友人もあるとき小学生の息子さんに対してブチギレて(笑) 感情的になったことがあったそう。
その後お互い冷静になって仲直りしたとき、
「お母さんはあなたのことが、誰よりも可愛くて大好きな分、他の人には思わないくらい、すっっごいムカついちゃう時がある。気持ちは振り子なんだよ」
と、息子さんの部屋にあったけん玉を揺らしながら話したと。
「だってさぁ、◯◯くん(息子さんの友達)が同じ事をした時に同じように怒ると思う?」と聞くと、息子さんは「思わない」と答えていたそうです。
その話をしてしばらくした時に、ふとした瞬間で息子さんが「気持ちは振り子だからね」と口にしたんだとか。
けん玉の視覚的効果もあったのか、あの時の話は覚えてるみたいと教えてくれました。
けん玉の赤い球体がゆらゆら揺れる様を頭に思い浮かべながら「気持ちは振り子」本当にその通りだなと思ったのでした。
そして友人のとても素敵な伝え方は参考にしたいと心に刻みました。
好きで好きで仕方ないから、他の誰にもしないような勢いで叱ってしまう。振り子の向こう側には大きな愛があることを知ってほしいし、伝えたい。
これから先、息子たちにも同様の話をしたいシチュエーションが出てくるでしょう。
その時は私も「気持ちは振り子」と伝えたいと思います。
自分の周りにこんなに素敵な言葉を授けてくれる子育ての先輩がいることを嬉しく思います。
そして私のように、子育てと切り離せない「怒り」の気持ちとどう付き合ったら良いのか、悩むペアレンツの方もいらっしゃるだろうなと思ったので、今回はこのエピソードを書かせて頂きました。
4月になると、息子たちは学年がひとつ上がり、新生活が始まります。新しいリズムに慣れるまで、親子共々互いにイライラすることもあるかもしれません。
でも、そんな気持ちも「振り子」だから。
裏側に子どもたちのことを愛している自分がいることを誇りに思って、毎日過ごしたいと思っています。
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃