PARENTS JOURNAL

予感。

はじめまして!北海道に暮らす中澤 さとみと申します。

 

この記事を書いている今も、まだまだ雪におおわれた北海道。

わたしが暮らす、面積の約90%が森という小さな小さな集落「穂別(ほべつ)」も静かに雪景色です。

 

それでもここ数日夫や娘と散歩をすれば、ネコヤナギの木の節目から穂が出ていたり、積もっていた雪が少し解けたようで沢から聞こえてくる水音も大きくなり、春遠からじということを感じます。

家の横の沢。ちょろちょろと、雪の下を沢水が流れていく音が聞こえます^^

 

今回のこのはじめましてのジャーナルでは、MATO JOURNALでどんなことをわたしが伝えていけたらいいなと思っているかを書いてみたいと思います。

 

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2016年からフリーランスでウェディングや様々なプロジェクトのマネジメントをしてきて、子どもを生み育てるという未来を現実的に考えはじめた2019年まで、地球3周半するくらいの距離を車で走りながら色んな土地で「挑戦」ばかりをしていたように思う。

その実、勝手がなんにもわからないという「まっさらな地」での挑戦はなかったと思っていて、たぶんすべてが「紹介」として大切なだれかが橋渡しをしてくれた現場が多かった。

 

今回、MATO  JOURNALでのライターを一年務められることになり、やはり今回も新たな挑戦でもあり、大切なだれかが橋渡しをしてくれた場となった。

 

もともとMARLMARLさんは大好きで、昨年の12月にも、クリスマスイブに1歳のお誕生日を迎える大親友の息子くんへ、MARLMARLのオンラインコンシェルジュサービスを頼りプレゼントを用意した。

 

そしてその翌月、大親友が「なんだか、さとちゃんに持って来いの募集をしていたので、思わず共有するね」と、今回のライター募集を知らせるNEWSページを送ってくれたのでした。

 

そのときから、予感というものがあった。

 

とても大事なお知らせを受け取った、と思った。そして募集要項を読み始めて、これはいよいよ応募するべきことだと思えた。

 

『楽しいだけではない。時には悩み、苦しいこともある。

だからこそ愛おしい「ありのままの子育て」を文章と写真でつづってください。

あなたの“子育てのかたち”に救われる家族がきっといるはずです。』……

 

今年で結婚して丸4年。

その4年はイコール、移住して4年、であり、三世代同居をはじめて4年、でもある。


楽しいだけではなかった。正直な気持ちを言うと、悩み、苦しいと思う日もたくさんあった。

 

200万人都市に生まれ、もともと核家族の転勤族、親族付き合いをほぼしない家庭で育ち、社会人になってからも自分の自由な意思で働かせてもらい、自由に暮らしてきた。一人暮らしも10年ほど。

 

そんな暮らしを32年してきたあとの、2千人の集落で四代続く農家の夫と夫両親・祖母との三世代完全同居暮らし。

 

自分のこれから先の人生に、必要な変化だったと思っている。

それでも、やっぱり、大きく変化をすることは苦しかった。

 

そんな4年間の間に生じてぶつかったり乗り越えてきた葛藤や変化は、とてもリアルで、「ちゃんと噛み締めてきた」と今ならひと息ついて思えたから、そんなわたしの暮らしのことを次のどなたかに手渡せたらきっと救われる人がいるんじゃないか、と思えたから。

 

そんな「小さな町への移住」と「三世代完全同居」のこと、2020年5月に娘が生まれてから2021年12月に祖母が急逝するまではなんと四世代完全同居だった”愛おしい日々”のことを、わたしの暮らす小さな町の風景に乗せてお届けできたらいいなと思います。

 

それでは!一年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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